猫は走ったり、ジャンプしたりするのが大好きです。しかし、近年の飼い猫は肥満傾向にあるようです。我が家の猫は動不足なのだろうか?よく食べるけど大丈夫だろうか?また、運動不足解消方法についてもみていきたいと思います。
運動不足になりやすい猫とは
○室内のみで外には出ない
○餌のパッケージ表示量よりかなり多く食べる
○飼い主との遊びが10分以下
○ジャンプするような場所がない
○1匹飼いで他に動物がいない
○飼い主があまり家にいない
○虫やおもちゃに興味を示さない
○肥満気味でジャンプしたりダッシュしたりしない
○性格が大人しい
○夜の運動会をしない
などなど結構たくさんあります。
人間と同じで、食べる量より運動量の方が少なければ肥満になります。
猫は夜行性なので昼間はだいたい寝ていたとしても、夜あたりに1日1回は運動会のように暴れてダッシュしたり、ジャンプしてよじ登ったりします。
明け方に暴れている猫も多いようです。飼い主さんにとって夜中に暴れられては非常に迷惑ですが、これが猫本来の習性。
無理に昼間やらせようとしてもなかなか出来ないと思います。もし夜中はぐっすり寝て欲しければ、寝る前に思いっきり遊ばせて疲れさせると良いと思います。
但し朝の早起きは変わらないかもしれませんが・・・
1〜2歳くらいまではよく遊んでいたのに、それ以降はほとんど遊ばないという猫も多いと思います。
1匹飼いの場合は特にそうなりやすいのですが、その分飼い主との遊びが重要になってきます。飼い主とおもちゃなどを使ってジャンプしたり走ったりすれば立派な運動になります。
改善方法
ではどのようなことをすれば運動不足にならないのでしょうか?運動不足解消方法をいくつか挙げてみたいと思います。
キャットタワーを置くか登っても良い高い所を作る
猫は高いところが好きですので、キャットタワーなどがあればベストですが、もしなくても棚やタンスなどの上にジャンプして登れれば良いと思います。
ジャンプして登ることが運動になります。冷蔵庫の上に乗る猫ちゃんもいますので、とりあえずそこがホコリだらけになっていないか確認ですね。
時にはカーテンレールやエアコンの上に乗る猫ちゃんもいます。カーテンレールは猫ちゃんの重さに耐えられるのか疑問ですので、あまりオススメできません。
我が家にキャットタワーはないのですが、子供が段ボールを重ねてガムテープで貼り、カッターで丸く穴をあけて猫ちゃんが入れるところも作り、段ボールキャットタワーなるものを作りました。
案の定、何日かして壊れてしましましたが、修理をしてかれこれ何ヶ月も使っています。段ボールキャットタワーの良いところは、飽きたら違う形にしていくらでも変えられるところです。
そしていらなくなったらいつでも捨てられます。強度に関しては壊れやすいのでちょっと困りますが、硬めのダンボールなら丈夫ですので壊れにくいです。何よりタダというところが非常に嬉しいです。
ちょっと貧乏くさくない?
内容を入力してください。確かに見た目をそうだけど、結局のとこを飽き性のネコちゃんを何処まであそばせることが出来るかでしょ?
1日10分じっくり遊んであげる
飼い主さんは忙しくてなかなか時間が取れないかもしれませんが、猫ちゃんを飼う以上、健康にも気遣っていかなければいけません。
後々肥満になり、そこから病気になってしまってはかわいそうですし、医療費だってばかになりません。
猫ちゃんが機嫌の良い時にしっかり遊んであげ、運動させるという気持ちで遊ぶと良いと思います。
ダッシュする運動もさせる
ダッシュは猫は大好きです。肥満気味の猫ちゃんはなかなかやってくれないかもしれませんが、飼い主さんがひもなどのおもちゃを持って走ってみたり、おもちゃを遠くへ投げてみたり。
ダッシュするほど長いスペースがなくても、ドアを開けて走れそうな道を作ってあげたりなど。猫ちゃんもストレス発散になります。
動くおもちゃを置いてみる
1匹飼いの猫ちゃんは他に動く動物がいないので、動くおもちゃを使い遊んでもらうのも良い方法だと思います。
猫用でなくても、人間の子供用のおもちゃでも遊びます。プラレールなどレールの上を走り続けているおもちゃでも追いかけて遊んだりします。
もし家の中に虫が入って来たら、猫ちゃんにとってはラッキーです。飛んでる虫を追いかけて、これが良い運動になります。人間にとってはちょっと困りますが・・・
餌を投げてあげてみる
あまり行儀が良くないですが、ドライタイプの餌なら、遠くまで投げると取りにいくと思います。おもちゃの場合は投げたら落ちた場所まで行って終わりですが、餌の場合は落ちた餌を食べてまたこちらに戻ってくることが多いです。
それを繰り返せば走る良い運動になると思います。ポイントはお腹が空いている事です。
まとめ
運動不足はいずれ肥満の原因になり、肥満になると余計に運動をしなくなる、餌も肥満用の餌に変えなければならない(味が違くなると食べなくなる可能性あり)、病気になりやすく病院通いになるなど猫ちゃんにとってかわいそうな事ばかりです。
飼い主さんのちょっとした努力で肥満は防げます。猫ちゃんの健康は飼い主さん次第なのだと思います。
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