便秘にはいくつも種類があり、オリーブオイルが便秘に良いのはご存知の方も多いと思います。でも効果がない方も多いのではないでしょうか?
私自身も筋金入りの便秘体質で、ありとあらゆる方法を試しました。オリーブオイルもやりましたが効果はイマイチでした。しかしどうやらそれはとり方を間違っていたようなんです。ズバリいつとるかがカギです。
油は便秘体質にはうってつけ
あんなに食べてるのに出ない、出そうで出なくて気持ち悪い感じ、便意すら起こらないなど、きちんと食事をとっているにも関わらず出ないのは本当に辛いです。
私もそのひとりでした。食物繊維や水分もたくさんとっているのに、「努力の甲斐なし」という日々でした。
ある日の昼食で、中華料理屋にて普段こんなに脂っこい料理は食べないであろうくらいに食べました。ランチ定食でしたので一般的な量ではありますが、普段あまり揚げ物を食べていないので、自分自身としては多めに感じました。
夜になっても一向にお腹が減らず、すると夕飯前なのになぜか便意が・・・今まで夜に便意なんて1度も無かったのにとても不思議でした。
そしてトイレへ行き、なんと出ました。しかもスルっと。快便とはこのことなのかと思うほどとてもスッキリしたのを今でも覚えています。
しかしなんでだろう、と疑問でした。理由はきっとあの中華料理の「多めの油」しか思い当たりません。
食べたものは野菜や肉で普段と変わらない食材でした。「油」が潤滑油として便をスルリと出しやすくしてくれると知っていたものの、揚げ物を食べても、ケーキを食べても便秘には全く効果はなかったので、私に「油」は効かないのかなと思っていました。
ではなぜ中華料理が効いたのでしょうか?私の推測ですが、きっと野菜と一緒に多めの油を一緒に食べたからだと思います。
揚げ物のコロッケや天ぷらなど油は多いですが、繊維のある野菜ではないのです。天ぷらだって、天ぷら1個の野菜量はほんの少しです。中華料理は多めの野菜と多めの油で作られていたので便秘に聞いたのだと思います。
夕飯に油をとるか、朝食に油をとるか
それならば夕飯に、多めの油と野菜を食べれば翌朝スッキリするのではないかと思い試してみましたが、なぜか効きませんでした。
なぜだろう?夕食でダメなら昼食。昼食は外出先でどんなメニューがあるかわからないので昼食は断念。
あとは朝食にやってみるしかないと思いやってみましたが、スッキリとまではいかないものの、いつもよりは便意がありました。
朝食はいつも味噌汁と卵料理、ご飯などで、油は味噌汁に入れて食べました。入れた量は大さじ2杯です。油は腹持ちが良いので、夜よりは朝の方がいいなと思っていたので、朝にやや効果が出て良かったです。
しかし、スッキリ感が得られないので油の量が少ないのかも?と思い翌日は大さじ3杯にしてみました。すると味噌汁が美味しくない。
大さじ2杯の時も慣れないので違和感がありましたが、3杯になるとさすがに続けていけない味になり断念しました。お腹の方はというと、昨日よりは良かったですが、スッキリ感はまだ得られませんでした。
油はエキストラバージンオリーブオイル
中華料理はごま油がよく使われていますが、便秘対策にはエキストラバージンオリーブオイルが良いそうです。
腸の動きを活性化させてくれるそうなので、私はこれを味噌汁に入れました。加熱するなら普通のオリーブオイルで良いのですが、味噌汁にそのまま入れて飲む場合などはエキストラバージンオリーブオイルを使います。
味噌汁にオリーブオイル、和と洋が組み合わさって味もちょっと変だなと思いながら飲みました。
ダイレクトにそのまま油を飲む
油が腸の潤滑油役をしてくれるなら、そのまま大さじ2杯飲んだらどうなるだろう?とものは試しにエキストラバージンオリーブオイルをスプーンで飲んでみました。
はっきり言って美味しくないですが、その後朝食を普通に食べると、昨日までよりはスッキリ感が増していました。
それからは先にエキストラバージンオリーブオイルを直接飲んでから朝食を食べる毎日になりました。
ある日、いつものように先にオイルを飲んで、朝食まで時間が少し空きました。すると、まだ朝食を食べていないのにお腹がゴロゴロ。どうやら私の場合は、オイルを飲んでからしばらく何も食べない方が、オイルが直接効きやすいのか、短時間で便意をもよおしました。
まとめ
子供の頃から便秘体質で、食物繊維や水分など気にしながら食べていましたが、なんと油で解消されるとは驚きです。
実際には油以外にもやっていることが1つだけ。食後しばらくしてからお腹のマッサージをほんの1分程度やっています。
オイルを飲むには気をつけることがあって、体調があまり良くない時にオイルを飲むと気持ちが悪くなったりして、朝ごはんどころではなくなることがあります。
私も何度かありました。他にも体質的に合わない方もいらっしゃると思うのでお気を付け頂きたいと思います。初めは大さじ1杯から始めると良いかもしれません。
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