ご飯やパンはあまり食べず、甘いものも制限しているから大丈夫!いえいえ、実は見えないところに糖質は含まれています。ではどんなものに含まれているのでしょうか。
衣(ころも)
これは揚げ物の衣のことです。揚げ物は糖質が少ないですから、あまり気にせず食べる事が出来るのですが、気になる点が…それは周りにつける衣です。
唐揚げなら小麦粉や片栗粉をつけ、フライならパン粉をつけますね。あの衣って意外と糖質が多いんです。
小麦粉やパン粉をつけても、別にパンのように小麦粉そのものをたくさん食べているわけではないから大丈夫と思いがちですよね。
しかし、市販の揚げ物やフライは、衣の量がかなり多いんです。カリッとした食感の唐揚げ。そのカリッはまさに衣が多いお陰です。サックサクのフライはパン粉がたっぷり付いているお陰です。
フライに関しては衣が少なくてもサクサクしますが、もっともっとサクサクにさせるためにたっぷりとパン粉をつけているのが多いのが現状です。
味もそうですが、食感も美味しくなくては売れませんから。そうなると、揚げ物は家庭で作るのが1番なんです。
家庭ならあそこまで衣を多く付けずに済みますし、通常の作り方ならさほど衣は付きません。
もし売り物のように作ってみたとすると、衣が多くて、これではお肉を食べているのか、衣を食べているのか、わからなくなると思います。
しかし揚げ物は面倒なので、毎回手作りというわけにもなかなかいきません。市販のものを食べる際は、買う量を少なめにするしかありません。その代わり家で作れる時は、たくさん食べるのが良いかもしれません。
カレー
あれ?カレーは甘くないし、辛口だったらなおさら糖質は入ってないんじゃない?と思われる方も多いでしょう。しかし、カレーのあのとろみは「小麦粉」です。
カレーだけの1食分(具材も含む、ご飯は除く)の糖質量は約40gですので、かなりの質量です。
糖質制限しているとはいえ、少しのご飯が加わればあっという間に50gは、いってしまいます。食べるならルーは少なめの具沢山カレーが良いと思います。
こちらも市販のですと具が少ないので、手作りの具だくさんカレーをオススメします。
春雨
春雨はローカロリーだし、こんにゃくみたいだし、、スープにすればお腹も満たされるので、糖質制限にはもってこい、と思いがちですがこれは間違いなんです。
市販のカップに入っている春雨スープの糖質量は約16gです。カロリーは低いのですが、糖質量が意外にも多いんです。これは6枚切りの食パンを半分強食べているのと同じです。
たまに食べる程度にし、普段はお味噌汁などの汁物の方が断然良さそうです。
ちくわなどの練り物
ちくわやかまぼこ、さつま揚げなどの練り物も糖質が多いです。ちくわ1本(30g)の糖質量は約4gとそう多くなさそうですが、おでんなどは練り物が多いですので注意が必要です。
はんぺん(おでんに入っている小さめのもの)1切れの糖質量は約4.5gです。はんぺんとちくわを食べただけで8.5g。実際にはもっと食べるので糖質量オーバーになってしまいます。
練り物の中に、調味長のみりんなどの糖分が入っているので糖質量が多くなってしまうのです。
まとめ
このように知らず知らずのうちにとっていた糖質に気をつければ、hbA1c(ヘモグロビンA1c)の数値もよくなってくるかもしれません。
今までの頑張りや、やる気を無駄にしないためにも、ちょっとしたことにも気を配ると努力が水の泡にならずにすむでしょう。
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