寝汗で布団がカビだらけ?

他人の暇つぶし

人は一晩寝ると、コップ1杯の汗をかくといいますね。ではその汗、いったいどこへ行ってしまうのでしょうか?

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布団は湿気だらけ

朝起きて、寝汗をかいた感じがしなくてもコップ1杯の汗はかいているようです。その汗はパジャマや布団へ吸収されているはずですよね。

そうです、布団は湿気だらけの状態なんです。朝起きて、布団をそのままにしておいたらこれは大変!毛布や掛け布団は足の方へずらしてあるから敷き布団は自然に乾く、なんていうのも実際に乾いているか疑問です。

冬場は気温が低く乾きづらい、梅雨や夏は湿気が多く乾きづらいんです。ではどのようにして、湿気対策をしたら良いのでしょうか?

 

すのこを敷く

床に直接布団を敷くと、湿気が逃げず布団にこもったままです。ホームセンターや家具などがおいてあるお店なら必ずすのこがおいてあります。

布団下に敷く専用のものや、好きな大きさを組み合わせて敷くものなどがあります。大きい1枚のすのこが真ん中で折れ曲がる仕組みになっているすのこもあり、布団を敷いたまま、すのこをVの字に立てれば(正しくは逆Vの字)、通気が良くなり湿気を逃すことができます。

 

すのこがなければイスや家具にかける

とにかく通気を良くして湿気を無くしたいので、イスにかけたり、マットレスなら立てかけたりして通気を良くします。

 

布団乾燥機を使う

布団乾燥機をお持ちでない方。なかなか重宝しますのでおすすめします。大手家電コーナーでは1万円以下のものが多数あります。

布団を乾燥させることはもちろん、寝る20分前くらいにつけておけば、冬場のあの冷たい布団に入る苦痛もなくなります。そして、洗濯物を取り込んだ際に、まだ乾いていないものがあれば布団の中に洗濯物をいれ、布団乾燥機をON。もう少しで乾くものなら30分もあれば十分乾くでしょう。

雨で濡れた靴も、付属品の靴用ノズルがありますので乾かすことができます。

本題に戻り、布団に使う場合ですが、敷布団の表面と裏面も時々乾燥させると尚良いそうです。実は布団の汗(湿気)は下に下に染み込んでいきますので、意外と裏面も湿気が多いんです。

ですので、時々裏面もやったほうが良いということです。布団乾燥機は、寝ていた布団のままの状態でかけられるので、わざわざベランダに干す時のような重労働は無くとても楽チンです。

何より、天日干しではできない、ダニを死滅させることができます。ダニは天日干しの温度では真夏でも死にません、布団乾燥機のような高温で死滅するのです。ダニはアレルギーや喘息の元になりますから、お子さんがいる家庭では特に気をつけたいものです。

 

防水(除湿)シーツを使う

布団に直接汗がしみ込まないよう、敷布団の上に防水(除湿)シーツを敷き、その上に敷パッドなどを敷きます。寝具がおいてある売り場などにあります。インターネットでも購入できます。

防水(除湿)性の高いものも多数あります。布団一枚につき防水(除湿)シーツ1枚というように、これがあれば敷布団の下まで汗が染み渡るのを防ぐことができます。

しかし、敷パッドや掛け布団は汗を吸い込んでいますので、通気を良くし湿気をなくす事が大事です。

 

パイル生地やガーゼ生地のパジャマにする

着込みすぎて寝汗をかくなら、薄着のパジャマにするべきです。そのパジャマの素材はパイル生地(タオル生地)やガーゼ生地がおすすめです。

パイル生地(タオル生地)は吸湿・吸水性が非常に高く汗の吸収にも優れています。基本的には綿(コットン)をメインの素材としています。

ガーゼ生地は、パイル生地と比べると暖かさが若干劣りますが、汗の吸収には優れています。

両方ともお値段はいつも来ているパジャマよりお高いかもしれませんが、毎日のことですから、大事な心地良い睡眠の為にもお勧めです。

 

天日干しも良いけど、ダニは死なない

湿気を追い払うという意味では天日干しはとても良いことです。ただし天日干し=乾燥が目的、であって、天日干し=ダニ駆除 は出来ません。ダニは50度以上の高温で死滅します。

ただ、ダニの発生原因となる高温多湿状態の布団を天日干しをすることで、乾燥させダニの発生を防ぐことはできます。ダニに刺されることがあったら、布団乾燥機でダニを死滅させ、その後に掃除機をまんべんなくかけ、死骸を吸引することです。

こうならないためにも天日干しは有効といえます。

 

まとめ

眠るのは毎日のことです。そして家族が多いほど布団を乾燥させる手間が増えますが、清潔な布団で眠れるほど幸せなことはありません。ダニのいる布団では決して寝たくありません。まずは簡単にできそうな事から始めるのをお勧めします。

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