片付いた家で暮らせることは、ある意味整理収納に長けているということです。片付ける作業に時間を取られていませんか?その時間を自分の為に使えるようになれば、ただのお片づけだけではない物を得ることが出来るでしょう。
例えば「仕事」。中には家のリビングは無茶苦茶でも、仕事場のデスクは綺麗に整理整頓されているかもしれません。
でも家のリビングの片付けの時間がなくなったら、もっと自分の為に考える時間を増やせるでしょうし、それによって色んなアイデアが浮かぶ可能性もあります。
リビングは散らかり放題
子供たちが寝静まった後に、リビングで夫婦くつろいでません?仮面夫婦(古い)の方や、僕の知り合いには、「夫婦の会話はLINEのみ」なんて人もいますが、基本的にはリビングで、テレビ見ながらでもなんでも良いですが、会話はあるもんです。
そんなリビングを見渡せば、子供達の「読みかけの本や絵本」「出しっ放しのオモチャ」、ハサミなどで工作した折り紙の破片や、意味不明の紙くず。
このまま放置して寝ると、明日の朝のストレスは、そのまま子供達へ怒りのストレートが飛んだりしませんか?
そして嫌な気分になるもんです。
それでも片付けるのが辛い
まぁ慣れてしまうもんで、そこらへんに子供も散らかした物が放置されていても、気にならなくなるもんですが、それもその瞬間だけです。朝になれば掃除機の邪魔をする、ガラクタに変身して怒り爆発2秒前みたいな感じでしょう。
一日の疲れが出ている中、体を動かし後片付けをする。風呂上がりにストレッチなどで体を動かすことは苦にならないけど、自分の子供とはいえ、人が散らかしたガラクタを片づける気力はない。
リビングは家の中心!
しかし、リビングは家の中心です。家族が家で一緒に過ごすのは、ほとんどがリビングです。またお客を通すのもリビング。そうです!
リビングさえ片付いていれば、どうにかなるもんです!
突然の来客。それは、子供にはよくあることです。学校の帰りに、いらない約束して子供たちが突然遊びにくる。そんな時に、リビングが片付いていないと、たとえ子供であったとしても少し片づけるまで待ってもらうことになるでしょう。(気にしない人もいます)
特にマンションだとわかりやすいですよね。マンションの間取りでいえば「田の字型」ってやつです。玄関からリビングまで1本の廊下で繋がっている間取りです。
家を綺麗にするモチベーション
何事もモチベーションが高ければ、人は行動するもんです。リビングや家の片付けも何かしらのモチベーションを持つことによって、動機付けされます。
とはいえただ綺麗にするだけでは、そもそも散らかり放題のリビングを放置して、その場しのぎで片付けをしているだけなんだから、そういう理由でモチベーションが上がるはずはないでしょう。
人は「汚い自分を見せるのは恥ずかしい」という当たり前の羞恥心があるはずです。こう行った動機付けもありますし、強引な考え方とすれば、子供もママ友を1ヶ月に1回くらいは、お招きして部屋を綺麗にすることもありでしょう。
子供のしつけが問題です!
出したものは片づける。遊んだオモチャは片づける!それは子供に対する親のしつけです。本来、子供が寝静まった後に、親が片付けすること自体が問題であり、本筋は子供たちに、片づけることを覚えさせないとダメでしょう。
自分の片付けできてます?
子は親を見て育つなんてことも言いますよね。片付けが出来ない子供さんがいたら、一度自分を振り返って見ても良いでしょう。
自分のものが片付け出来ていないと、子供もそうなります。収納術じゃないですが、片付けていると思っていても、実はテーブルに置きっぱなし状態のものって多くないですか?
ソファーや机にとにかく何でも置く癖をなくすだけで、片付けは出来るようになるもんです。
リビングに必要なモノ以外は部屋から出してみる
リビングに必要なモノって何がありますか?人それぞれ違うとは思いますが、リビングから要らないものと、必要なものを決めてみましょう。
- テレビ
- ダイニングテーブル
- ソファー
- 電子ピアノ
- 本棚
- パソコンと周辺機器
まぁこんなもんですかね。それ以外のものをリビングから出してみると、相当シンプルに片付けられるでしょう。
子供のオモチャを別の部屋へ移動させる効果
これが意外と効果あります。リビングに常時あるから、片づけることが出来ないのです。もちろん遊ぶのはリビングで遊び、片付けたオモチャを別の部屋に持っていく。
要は、そのモノの所定の位置は何処なのか?をハッキリと決めることによって片付けやすい環境になるのです。
子供のおもちゃや、絵本などはリビングに置いて、常に目がいくようにすることで、自然と子供が目を通すようになるなんてことも言います。
これはこれで正解なんですが、せいぜい小学校2年生くらいまででしょう。生活習慣は「三つ子の魂百まで」なんてことも言いますが、大人になって恥をかくのは親の責任ですよね。
「くつろげる」リビングを目指す
「くつろげるリビング」は家族そのものでしょう。散らかりまくったリビングではくつろぐことも出来ません。リビングはある意味、家族の物でもあり、来客者を案内する場所でもあります。
それは、私的な場所ではない考え方、「公的」な場所でもあるということです。
くつろげるリビングとは何も、家族だけが過ごしやすさを感じるだけでは不十分です。家族だけなら、多分片づけることもないかもしれませんし、子供のオモチャや絵本も、放置状態でも構わないという判断になります。
これが「公的な場所」という考え方をした場合はどうなりますか?
あなたは、小学校のトイレが汚いと思ったことはありませんか?公園の砂場なども、ノラ猫ちゃんのフンがあるなんて噂聞いたことないですか?
全部公的な場所だからこと、汚いとか、散らかっているとかでさえ、文句が出たりするわけです。
家のリビングも大げさですが、そういうことなんです。
最後に
後片付けが出来ない人っていますよね。流石にゴミ屋敷レベルになると問題外ですけど、実際のところ、リビングに散らかっているモノって、前からその辺にあるわけだから、後片付けとは言わないのかも?
なーんてこと思っているから、散らかり放題なんでしょう。
結局のところ、これを解決するために必要なこと
- あるモノ全てに所定の位置を持たせる
- リビングは公的な場所である
- 綺麗するためのモチベーションを作る
これらのことを意識したり、実行するだけで少なくともリビングは綺麗になると思います。
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