子供の食べ物の好き嫌いをなくす為に、やって良い事と悪い事

家族の暇つぶし

子供が好き嫌いして困っているご家庭も多いと思います。特に兄弟揃って好き嫌いが多いと、上の子は好きだけど、下の子は嫌い。

これはとても困るパターンで、毎日のメニューに悩まされます。どうしたら少しでも好きになってくれるのでしょうか?

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子供にやって良い事

食べられなくても強制しない

子供は強制させられるほど、嫌がるので、「ちゃんと食べないと○○だよ!」などと言うのは逆効果です。

「食べられたらすごいよねー」と言う方が子供の方も、ちょっとだけ試しに・・・なんて思うかもしれません。

もしその時は食べられなくても、もういつもの事、とあまり気にしない事です。親が子供の嫌いな食材に執着すると、子供も執着してしまい、余計に嫌いになってしまうかもしれないからです。

 

兄弟(姉妹)が食べられたらその場で褒める

もし兄弟(姉妹)で嫌いなものが同じだった場合、そのどちらかが食べられたらその場で褒めましょう。もう一人の子供の方は、自分も褒められたいと思うので、じゃあ自分も少し食べてみようかな!となるかもしれません。

 

親がとても美味しそうに食べる姿を見せる

親が「美味しい美味しい」と言って食べる姿を見せる。子供からしたら、「どこが〜?」「気持ち悪〜」なんて言う子もいるでしょう。

聞いている親は深いですが、そこはちょっとガマン。ちょっとずつ子供も洗脳されて、大きくなる頃にはもうそんな風には思わないはずです。第一段階の目標は「ちょっと食べてみようかな」ですから、子供が少しでも変われば大成功です。

 

コンスタントに嫌いなものを出す

子供が嫌いな食べ物って、結局食べないし、毎回「やだー」と言われるこちらも嫌だし、とあまり食卓に出さないご家庭も多いのではないでしょうか?

我が家もそうでした。それだけ残されるのも嫌だし、捨てるのももったいないので自分が食べなきゃいけなくなるし。などの理由でした。

我が家の場合は「ピーマン」でしたが、諦めずにコンスタントに出していたら、子供達もだんだん何も言わなくなってきました。そしてちょっと試しにつまんでみたり。これは凄い!と思いました。

もちろん「美味しい」とは言いませんでしたが、「食べたねー、すごーい」とすぐに褒めました。それからもコンスタントに出すようにして、食べても食べなくても無理強いはせず、するといつの日か食べられるようになっていたのです。

嫌いなものでも、当たり前に食べるものだ、と思ってもらう為にもちょこちょこ出し続けるのが良かったのだと思います。

 

子供にやって悪い事

子供の「これヤダー!」の発言に言い返すのは意味がない

嫌いなものが入っていると、無言でお皿の端によける子、「えー!これヤダー!」と分かりやすく発言する子がいると思います。

お皿の端によける子は「食べられるようになるとお母さんも嬉しいな」などと言えば良いのですが、「嫌い」を大々的にアピールする子は、親の方も「ムカッ」ときてしまいますよね。そこはぐっとガマン。

はいはい、また言ってる、位に思って「お母さんが頑張って作ったから美味しいと思うよー。

うん、美味しい美味しい」こんな感じで子供をかわし、自分の怒りを鎮めましょう。きっとその後も子供は「うそだー、まずいよ!」と平気で言ってくるかもしれませんが、知らんぷりで「やっぱりコレ美味しいなぁ」で押し通すのがオススメです。

もし、子供の言葉に「イラっ!」となって言い返しても、売り言葉に買い言葉の喧嘩になり、親が言葉で上からねじ伏せてしまうような終わり方になってしまう事があるからです。親の方が1枚うわてなのですから、子供の言葉に乗せられてはいけませんね。

 

みじん切りにして混ぜても意味がない

栄養を摂りたい為にみじん切りにして混ぜるのはもちろん良い事だと思います。しかし、嫌いなものを食べられるようになる。という観点からは意味がありません。

その嫌いな食材が目に見えて、味もわかる状態で食べられる、というのが目標ですから、味や形が何かわからない状態にするのは意味がないのです。

ただし、みじん切りまでいかなくとも、小さく切って食べられるようになるのが第一段階だと思います。

自分が小さいときも、初めて食べる料理や、見た目が美味しくなさそうな料理は、ほんのちょっとの量を口にすることから始めませんでしたか?ですので、みじん切りまでいかないくらいの小さく切ってあげるというのは正解だと思います。

 

まとめ

無理強いして食べてもらっても意味がありません。大人でも嫌いなものを「ちょっと一口でいいから、一口だけ・・・」なんて言われて食べても「うーん、あんまり」が正直なところでしょう。相手は子供ですから、「イヤ!」というのが当たり前だと思います。

たくさん好き嫌いがあるのは困りますが、いくつかだったらそのうち食べられる程度に思って普通に食卓に出す方が、親もストレスがたまりません。「子供の頃は食べられなかったけど、大人になったら食べられた」なんて話し、よく聞きますものね。食事は楽しくが1番です。

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