糖質制限をすると美肌になるのはなぜでしょうか?今までよく出来ていた吹き出物も出来にくくなるのはなぜでしょうか?
過剰糖分は肌へ悪影響
糖分を過剰摂取すると、腸内にあるカンジタ菌の増加を促します。カンジタの過剰な増殖は皮膚の免疫力を低下させ、慢性的なアトピー性皮膚炎などを引き起こすことがあると言われています。
また、皮膚の免疫力の低下が、皮膚や毛穴の炎症を引き起こし赤く腫れたニキビ、膿が出来る黄ニキビを発生させてしまいます。
黄ニキビは膿を出してしまえば早く治ると思い、潰してしまう人もいるでしょう。
皮膚科で専用の器具で潰し、雑菌など入らないよう処置をすれば良いのかもしれませんが、自分で潰してしまうと清潔にしているつもりでも雑菌が入り、完治に時間がかかったり、跡の残ってクレーターのようになってしまうかもしれません。
もし過剰に糖分を摂取した為に出来てしまったニキビなら、食生活を見直さなければなりません。糖分過多で顔中ニキビ(吹き出物)だらけなんて、こんなもったいないことはありませんよね。
肌荒れもニキビ(吹き出物)も血液が支配している
当たり前ですが、皮膚の下には血管がはりめぐらされています。その血管が、成分的に良くない血液を運んでいるとしたら?美肌には程遠いはずです。
糖分を摂りすぎると、余った糖分は脂肪に変わります。血液の中にその脂肪がうようよいるわけです。
あとはそれが顔に出やすいとか、背中に出やすいなど、脂肪の分泌の多い毛穴や、新陳代謝が滞っている皮膚のところで吹き出物が出来たりします。
同じ場所でニキビ(吹き出物)なぜ?
やっと治ってきたと思ったら、又同じような場所に出来ることってありませんか?
これは1つニキビ(吹き出物)ができると、アクネ菌などのニキビになる菌が増殖するので、その近くでまたニキビ(吹き出物)が出来てしまうのです。
ですがから、ニキビ(吹き出物)用の化粧水などを使う場合は、今できているニキビ(吹き出物)の周辺にもつけて予防した方が良いということになります。
おやつ(お菓子)に糖分はいらない
通常の食事なら糖分は十分に摂れていますので、おやつを食べる時は糖分のなるべく入っていないものを選びます。
食事でお米(パンやパスタなどの炭水化物)を食べないから、おやつで甘いもの(糖質)を食べるのは本末転倒です。
食事は栄養バランスが大事ですので、糖質だけ後で食べる、などというのは意味がないどころか、せっかくの食事の栄養バランスが崩れてしまいます。食事はきっちり摂りましょう。
糖質の少ないおすすめおやつ
ナッツ類
ピーナッツやアーモンド、クルミやカシューナッツ。ナッツ類はお肌に良いビタミンB群、ビタミンEがあり、手のひらに乗る程度のナッツなら、糖質量を気にせず食べられるでしょう。
チョコレート一口サイズのものを3〜4粒食べるなら、ナッツの方がはるかに栄養があります。
チーズ
チーズはご存知の通り、カルシウムが豊富です。糖質もとても少ないですので、一口サイズのチーズを4〜5個食べても糖質量は全く気になりません。
ゆで卵
これはおやつとは言えないかもしれませんが、案外おすすめです。腹持ちもいいですし、タンパク質、ビタミンA、D、E、K、B群、葉酸、ビオチン、パントテン酸、ミネラルなど、こんなに多くもの栄養が摂れ、何より糖質もとても少ないのでおやつに食べるにはもってこいです。
まとめ
甘いものが好きな人、なんとなく甘いものを食べてしまっている人、意識して甘いものをやめてみて下さい。肌がだんだんとブツブツとできなくなってくるのがわかると思います。
それと共に身体も健康的になり、疲れにくくなったり、変に甘いものを欲することもなくなってくると思います。肌の悩みがなくなると気持ちも楽になり、人と会うのも苦ではなくなるでしょう。
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