自分だけ糖質制限して子供はしないの?

糖質制限

ダイエットや健康のために糖質制限している人を普通に見かける時代になりました。私も緩い糖質制限をしていますが、お子さんはどうなっていますか?

子供は別だから、子供に糖質制限しちゃ可哀想。同じ人間なのに子供という事で糖分過多でも見て見ぬ振りはどうなんでしょうか。

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子供だって同じ人間

そもそも、子供はおやつを食べるのが当たり前としているのはなぜでしょうか?

子供のおやつの定義は「足りない栄養を補う」なのに、子供のおやつ=スナック菓子、あめ、甘いものという認識があるような気がします。

それらおやつにはどんな栄養素が入っているのでしょうか?それは、原材料でだいたいわかります。トウモロコシや小麦などの炭水化物に分類されるものが多く、甘いお菓子は砂糖が入っているので糖分が多いです。

炭水化物も砂糖も両方とも「糖質」で、血糖値を上昇させるものです。大人は糖質制限しているのに、子供は糖質取り放題になってはいないでしょうか?

 

子供の頃から糖分過多にすると身体に悪影響が・・・

炭水化物や甘いものが好きで、しょっちゅう食べていると、血糖値が常に高い状態になります。但し身体の方は、血糖値が上昇するとその血糖値を下げるインスリンというホルモンが出るので、実際には高血糖にはならないのです。

これは身体が正常な働きをした場合です。子供の頃から糖分の多い食生活を大人になってもずっと変わらず続けていれば、インスリンを出す膵臓が疲弊して、インスリンを出す力が弱くなってしまいます。

かと言って、大人になってからきちんとした食生活が出来る保証もありません。

習慣とは恐ろしいもので、大人になってからもなかなか直せないものです。

甘いもの好きのままで舌が育ってしまうと、甘いものを食べるのが当たり前になります。これは良くありません。実は私も子供の頃から甘いものばかり食べていました。

朝食はパンに果物、おやつは毎日菓子パン。晩御飯のおかずは甘辛煮のものならたくさん食べていました。当時はそれが当たり前だと思っていたので、自分がおかしな食生活だとは全く思っていませんでした。

それが大人になって、糖尿病予備軍とわかったのです。とてもショックでした。それからは甘いものは食べる回数を減らす。

ご飯の炭水化物は極力減らす。という毎日です。子供の頃からの食生活を何十年もしてから変えるのは、初めはとても苦痛でした。

やはり子供の頃からの正しい食生活がどれだけ大事か思い知らされました。

 

子供なら糖分を消化できるはず?

子供なら、若いならいくら食べたって大丈夫!というのは昔の話。というのも、今の子達は外遊び(運動)していますか?出来ていない子が多いのが現状です。

これには理由がいくつもあり、子供の責任ではありません。子供を狙った犯罪が多い、ゲームの方が楽しい、友達はゲーム遊びばかりで自分だけ外遊びするなんて出来ない、習い事で忙しいなどの理由から外遊びが出来ないようです。

時代が変わったので、ある程度は仕方のないことですが、そならば食生活も変わらなければいけないですよね。

運動をしないのに、甘いものを食べる機会が多くなったり、欧米化の食事が当たり前となっていては、糖質過多になるだけです。

食生活を見直すか、それとも食事は今のままで、糖分過多を解消するために運動するかのどちらかです。私が思うに、普段の3度の食事はあまり変えず、おやつに甘いものや炭水化物を摂るのは控えた方が良いと思います。若いうちからホルモンを出す膵臓が疲弊しては可哀想です。

子供だからこそ、早いうちから親が教えてあげることです。

 

結局親の責任が大きいのか

私が子供の頃は、当たり前ですが、何の知識もないので目の前に出されたものを食べて、外出先では美味しそうなものが欲しいと思えば、母にお願いして買ってもらい食べていました。

今思えば、贅沢をさせてもらっていたと感謝の気持ちが湧きますが、「甘いものを食べ過ぎだよ」と教えてもらってなかったのも事実です。母のせいにするのはおかしいのかな?

とも思ったのですが、子供が糖分が多いだのなんだのって言って食べ物に気をつける子がいるとも思えません。

しかし、親もいくら大人だからと言って、少しだけ多めに甘いものを摂ってる我が子に「もうやめなさい」とも言わなくて良いと思うのが普通ではないでしょうか。

そこには「甘いもの」=「身体に良くない」という知識が無ければなおさらです。ということは、親の責任でもなくなってくるのです。

 

知って欲しい、今の世の中糖質過多の食べ物ばかり

今の野菜って昔に比べて美味しいと思いませんか?トマトや人参、ピーマン、昔はもっと苦かったですよね?品種改良されてどんどん甘味が強くなっています。

ミニトマトなんて多くの品種があり、中でもフルーツトマトと呼ばれるものはとても甘く、トマトではなく別の食べ物ではないか?と思うほどです。

「甘い」=「糖分が多い」ので、野菜だからと言ってフルーツトマトをばくばく食べていては糖分の摂りすぎになってしまいます。

野菜が食べやすくなって今の子達は幸せだと思うか、甘みの強い野菜が多くなって、知らず知らずのうちに糖分過多になってしまうのは可哀想だと思いませんか?

今の子はいいなぁ、美味しい野菜が多くて・・・なんて言っている場合ではないのかもしれません。

そしてラーメンブームやスイーツブームというものがあります。本当に困りものです。1度美味しさを知ってしまったら、また食べたいと誰もが思うはずです。

子供は欲求を抑えられないのでいくらでも食べてしまえます。

大人だってもうちょっと、あともうちょっと食べたいと思うのですから子供はなおさら仕方がないのでしょうが・・・本当に困ったブームです。

私たち大人が、糖分の多いものばかりは良くないとしっかり子供達に教えてあげなければ子供達は知らないままです。もし我が子が糖尿病になって、こうなったのも親のせいだと思うのも思われるのもとても悲しい話です。

 

まとめ

子供だからと好き勝手に食べていては良くない、と親もわかってはいても言えてないのが現状。でも食事は1日3度あるので直すチャンスはあるんです。

世の中の美味しい食べ物との戦いになりますが、子供の健康と、大人になってからの人生のためにも根気強く教え続けなければいけないのだろうと思います。

 

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