猫用の網戸ってどういうもの？

猫に網戸を引っかかれて困っているけど何度言ってもやめないし・・・窓は極力少しだけ開けて網戸にして、なるべく破られないようにはしているけれど、暑いときは窓を開けないわけにもいかないし・・・

フェンスのような柵では飛び越えてしまうし・・などと困っているときに「犬猫用の網戸　ペットディフェンス」を見つけました。実際にどんなものか張り替えてみました。

必要なもの

まずは網戸を張り替えるのに必要なものをあげてみました。

ねこ

用意して欲しいニャー

○網戸

○網戸のゴム（サイズが色々あり、㎜単位なので必ず確認して買うか、現物を持っていく。現物を持って行くときは、網戸のゴムを少し切って持っていく）

○網戸専用ローラー（これがないととてもやりづらいです）

○カッター（網戸専用のものもありますが、普通のカッターでOK）

ペットの爪に対抗する為なのでしょうか、通常の網より厚めです。ですので、普通のに比べるとやや重いです。これならしっかりしていそうなので丈夫だと思います。

ねこ

爪を切られるのがイヤなんだよねー。

では実際に張り替え作業に入ります。ベランダにて行いました。網戸を外し、ベランダに網戸を置いて足をまたがったりするスペースがある程度ないとやりづらいと思います。

網戸を外し（網戸外れ防止フックなどが網戸の上部にある場合は、それを解除してから網戸を外します）、網戸を雑巾などでふきます。（その後の作業で手が汚れるのを防止する為）次に網戸のゴムを取ります。

そして網を取ります。網戸を地べたにおいた状態で新しい網を網戸枠に合わせ上に乗せます。

枠のL字（角）部分に、ゴムをL字になるように専用ローラーの尖った部分を使い押し込みます。網戸に厚みがある為、女性ですとなり力を入れないと入らないと思います。入ったらあとはローラーの方で押しながらゴムを入れ込んでいきます。

網戸の枠の４辺の内、初めの１辺、２辺は普通にゴムを入れ込みますが、３辺、４辺の時は網戸をピンっと張った状態にしてゴムを入れ込むようにします。

片手で網戸をピンと張り、もう片手でゴムを入れるのですが、網を張った状態でゴムを入れるのはとても力が入ります。２人でやる場合は、もう一人の人が網戸をピンと張る役割をすると良いと思います。

４辺にゴムがしっかり入ったら、余分な網はカッターで切ります。ここでも厚めの網のせいか、枠ギリギリのところで切るのはちょっと切りづらいかもしれません。

また、切ったところから多少ボロボロと網のカスが出ると思います。最後に網戸を窓に戻して完成です。

やる作業自体は決して難しくはありません。ただ、我が家の場合は、網戸を外すところから手間取っていました。というのも、網戸上部にある網戸の外れ防止というものがあるのを知らなくて必死に外そうとしていたからです。

この網戸の外れ防止を解除（我が家のは横にスライドさせてロック解除できました）させてから外さないと網戸が壊れてしまうかもしれませんのでご注意ください。

作業時間的には大体２０〜３０分くらいだったと思います。（網戸を外す時間は含まず）

網を広げてゴムを入れ込むのに、あみがやや厚めのせいか、ゴムを入れる隙間にゴムを押し込むのがかなり大変でした。女性だと両手でグイグイ押さないと入らないと思います。男性ならまだ片手でなんとかできそうですが、それでも力を込めないと入りづらいと思います。

ずっとしゃがんだ姿勢でゴムを入れ込むのに力を入れるので、膝や腰に負担がかかります。

やり初めの網戸の１辺、２辺あたりは網の上に膝をついても大丈夫ですが、３辺、４辺目は網をピンと張った状態でやらないといけないので、膝を網の上についてやることは出来ません。そうすると力が入りづらいので何度も何度もローラーで押し込むようになります。

ようやく完成し、我が家のネコの反応は・・・しばらくクンクンと匂いを嗅いでいました。新しい網戸の匂いを嗅いでいたのだと思います。

まだよじ登ったりすることはありませんが、ベランダで鳥や虫がいるのを見つけると、ちょっと爪を立てて網戸に立ったりすることはありますが、網戸の方はなんともなっていません。

そして、今までの網戸だと、ネコが網戸に立って寄りかかったりすると、網の張りが歪んだりしてヒヤヒヤしたのですが、この網戸はほとんどならないようです。

これでネコちゃんも少々爪を立てたくらいでは怒られなくて済みます。普通の網戸よりはややお値段は高いですが、1度張り替えてしまえば、張り替え直すこともないでしょうし、心置き無く窓を全開にし網戸の状態にできます。

猫ちゃんやワンちゃんも「コラー！」と怒られずに済むので、これなら張り替えてとても良かったと思えます。