50代以降の食生活にパンはいらない?

健康志向

身体に良い食べ物を摂った方が良いのはわかっているけど、なんとなく簡単なもので済ましてしまいがちなのが日常だと思います。40代、50代、60代と段々と老化していく中で、50代からの食生活はどうすべきなのでしょうか。

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まず「菓子パン系」はやめる

菓子パンの何が良くないのでしょうか?コンビニやスーパーで売られている菓子パンは、手軽に買えて、なんと言っても美味しい!簡単にお腹を満たせるし、毎日食べている方もいるのではないでしょうか?

しかし菓子パンは栄養があまりなく、とても糖質が多いのです。そして添加物が大量です。パッケージの裏面を見るとたくさんの添加物の記載があると思います。

もちろん食べて良い添加物なのですが、毎日摂り続けることによって身体の中に蓄積し、やがてそれが身体の不調の原因になったり、時にはガンの原因にまでなることがあるようです。若い頃からよく食べていた方はそろそろやめないと、そのツケが身体にダメージを及ぼすかもしれません。

無添加のパンなら良い?

添加物がよくないなら、よく見る「無添加」のパンなら良いのでしょうか?無添加ならまだマシですがどうやら別の問題があるようです。

それは「糖質」です。菓子パンの大抵に砂糖が入っています。砂糖が入っているということは当たり前ですが「糖分」が多いことになります。

もし菓子パンに砂糖を入れずに作ったら・・・・あまり美味しくないので売れません。売れなければ意味がないので、やはり砂糖を入れます。

美味しければ毎日食べたいと思うのが当たり前ですよね?しかしそれだと糖分過多の生活になってしまいます。無添加だから大丈夫という訳ではなさそうです。

「無添加」で「甘くない」なら大丈夫?

これなら大丈夫だと思いますよね?実はそうではないようです。そもそも小麦粉自体が糖分が多く、繊維も少ないのです。

もし糖分が多くても繊維がそこそこあれば、糖分の吸収を抑えられますのでまだ安心です。しかし小麦粉は繊維が少ないので、血液中の糖分が一気に上昇してしまい、その結果、血管を傷つけてしまうことになりかねません。

無添加で甘くないパンだからといって糖質は結構あるということを忘れてはいけないのですね。小麦粉自体が相当な糖質量を含みますので、残念ながら糖質過多になりがちです。

なぜ50代以降なのか?

ここまでで、菓子パンには添加物が多いこと、糖質が多いことを述べました。ではなぜ50代以降は良くないのでしょうか?

まず添加物が身体に入ると、添加物を処理するため身体に負担がかかります。若い子なら細胞も活発ですし、処理能力もまだまだ若いので大した負担にはならないようですが、老化が始まっている50代以降は、やはり若い頃のようにはいきません。

そして糖質ですが、若い頃は代謝も良く、運動もさほどしていなくても筋肉量はそこそこあります。しかし50代以降は、だんだん代謝も悪くなり、運動をしていないと筋肉は衰えていくばかりです。

運動をさほどしていない若い子と中年以降の大人が同じ糖質量をとった場合、若い子の方が糖質の代謝は良いようです。筋肉量が多いほど糖質の代謝が多いとの結果も出ているようです。

腹持ちが悪い

パンを焼く前の大きさを考えてみるわかりますが、とても小さいですよね?それが焼くとフワーッと大きく膨らみふわふわのパンになります。

菓子パンでもそこそこ大きいのを食べないとすぐにお腹が空いてしまいませんか?もし同じ大きさのステーキを食べたら1枚で十分でしょう。

菓子パン1個でも糖質が沢山含まれているのに、2個もとったら・・・まるでスィーツを食べているのと同じです。菓子パンを食事代わりにしていると、スィーツを食べているのと一緒だなんて悲しいですよね。すぐにお腹が空いて、今度は小さめのパンをおやつ代わりに。なんて食べていたらそれは太るのは当たり前ですね。

パン好きな人はどうしたら良いか?

ここまで添加物や糖質のことを述べてきましたが、それでもやっぱりパンがいい。朝食は食欲がないからご飯よりも軽めのパンがいい。という方。

そういう方はパンの量を減らし、タンパク質や野菜を増やすとお腹も満足します。卵やソーセージ、作り置きした味噌汁、今流行りの缶詰なども簡単になどでタンパク質と野菜をとれば、最後にパンを食べたとしても、そんなに多くは食べられないはずです。

なぜ最後にパンを食べるのか?はじめに食べてしまうと血糖値が一気に急上昇してしまうからです。はじめに野菜やスープなど糖質量の少ないものや野菜から食べることによって、あとから入ってくるパンの糖分の上昇を、はじめに食べた食物繊維などが吸収しずらくしてくれるのです。

これはパン以外の糖分の多い食べ物を食べるときはいつも最後に食べると良いです。50代以降はたくさんの糖質よりタンパク質を重視していくほうが体調が整います。

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