糖質制限をしてわかった糖質依存症

健康志向

手っ取り早い健康法やダイエット方法で「糖質制限」をしている方も多いと思います。やり始めるとわかると思いますが、「ご飯がもっと食べたい」「甘いものが食べたい」といつも以上に思ってしまうことってありませんか?

なぜそうなるのでしょう?これは糖質依存というものなのでしょうか?糖質依存はなぜ良くないのか?身体への影響はどうなのか?どうすれば依存から解放されるのか、などご紹介します。

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甘いものは脳へのご褒美

甘いものを食べるととても幸せな気持ちになると思いますが、糖質を摂ると脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィンを増加させ、ドーパミンを放出させます。簡単に言えば甘いものを食べるほど快感を得られる仕組みになっていて、摂取量が増えていくことになります、まさに「依存」ですね。

 

人工甘味料も同じ

カロリーゼロとも言われている人工甘味料。砂糖ではないので良かれと思って、人工甘味料のおやつなどを甘いもの代わりに摂っている方も注意です!なんと人工甘味料の方が中毒性が高い事がわかったそうです。

カロリーに関しては「ゼロ」と書いてあることが多いですよね。

であれば砂糖を摂るよりは、はるかに良さそうです。しかし、「依存度」で言えば人工甘味料の方が高いそうですので要注意です。

 

炭水化物も糖質

炭水化物も糖質ですので、多めに食べれば、また何か食べたくなる。しかも甘いもの・・・そしてお昼ご飯を食べた後、強烈な眠気に襲われる方は糖質の摂りすぎが原因かもしれません。ご飯やパン、麺類=炭水化物=糖質ですので摂りすぎには注意が必要です。

しかし糖質制限をしていれば、炭水化物は控えめにしていると思うので大丈夫だと思いますが、ご飯を控えめにしているから・・・と間食に甘いものを摂っていては意味がありません。甘いものを食べるとやはり「あともう1つ・・・」しばらくすると「あと1つだけ・・」とまさに中毒症状の始まりです。

 

食後のデザート

習慣的に食後のデザートを食べていると、いざやめようとしてもなかなか難しいと思います。1つ食べてやめようと思っても、あともうちょっと・・・となってしまうのです。デザートは栄養バランス的に必要のないものがほとんどです。本当に食べた方が良いのか、よく考えるだけでも食べる量が違ってくるかもしれません。

 

糖質依存かチェック

糖質制限しているけれど、甘いものは食べたい。ひょっとしたら糖質依存?と思ったらチェックしてみましょう。

  • 甘いものを食べると幸せな気分になる
  • イライラしやすい
  • ストレスを感じると甘いものが欲しくなる
  • 集中力が続かない
  • 冷え性

当てはまる数が多いほど糖質依存の可能性が高いです。

 

糖質依存を克服

タンパク質中心の食事にしていきますが、ご飯を少なめにし、そのぶんおかずを増やします。おかずも肉や魚、豆腐などのタンパク質を増やすのがオススメです。これなら空腹で苦しまなくて済むはずです。

すでに糖質制限をされている方も同様です。炭水化物を減らしていると、余計にご飯(主食)のことが気になり、つい食べてしまう。という事もあるのではないでしょうか?

そういう場合は、食卓に必ず1回量の食事を出してください。「ご飯(主食)以外にこんなに野菜やお肉を食べるのかぁ」と見て脳にインプットさせるのです。食材の種類が多いほど、脳は満足すると思います。

なかなか種類豊富にとは難しいと思うので、小皿や小鉢で分けて見たり(ワンプレートは洗い物が楽ですが、1回の食事の満足度からすると小分けにして盛った方が良いです)

食べる順番も大事です。

スープや野菜から食べ、最後に糖質の多いものを食べます。そしてよーく噛みます。1口30回噛むと良いそうです。噛むことは、脳にも、消化にも、唾液分泌にも、多方面に渡って良いことばかりです。

時間がない、という方は1日のうちどこかの食事で実践されると良いと思います。塵も積もれば・・・です。たかだか1日1回。されど1日1回の食事でもよく噛めばいずれ習慣となり、時間がなくてもちゃんと噛もう、となると思います。

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まとめ

とにかく「甘いものが食べたい」と脳が思わないために日々努力しているうちに、それが習慣となります。

家族の中で自分だけ糖質制限(たとえ緩くても)をしていると余計に食べたくなるものです。家族も巻き込んでみんなで糖質制限!なんて出来れば良いですが、ほとんど難しいのではないでしょうか?

特にお子さんのいらっしゃるご家庭では、「お菓子」や「スイーツ」が当たり前のような時代ですので、強い意志がないとすぐに糖質依存に戻ってしまいます。

しかし、この家族も巻き込んで・・・というのは本当に出来ない事なのでしょうか?ややゆるい制限からだったらどうでしょう?そんなの無理無理と思われる方も多いでしょう。

しかしただ1つ言えるのは、自分以外の家族は好きなだけ糖質を摂っていたら、いずれ自分と同じ糖質依存に陥るのです。糖質依存のせいで、大切な家族がいつもイライラしていたり、集中力が落ちて仕事や勉強に身が入らなくなって、最終的に糖尿病になってしまったら・・・どうでしょうか?あの時、自分と一緒に糖質制限を少しでもやっておけば・・・と思うのではないでしょうか?

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