あなたは本当に糖質制限をする必要があるのか?

健康志向

あなたは今、糖質制限をしていますか?

そもそも糖質とは、簡単に言えば身体のエネルギー源です。主にご飯やパン、砂糖や果物などがそうですが、現代人は摂り過ぎか、身体が消費しきれず余った糖が脂肪に変わり蓄積しているのです。

世の中「糖質制限」ブームがかなり主流となり、米大国ニッポンとしては少々悲しい話でもあります。「糖質制限」など昔は無かった言葉であり、今糖質制限をしているあなたも、本当にする必要があるのか考えてみましょう。

健康維持の為?ダイエットの為?糖尿病と診断されたから?

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どうして糖質を制限するのか?

そもそも糖質って普段の食事で当たり前のように食べてますよね。

人それぞれ糖質を制限する理由があると思います。

 

健康維持の為

世の中糖質制限がブームだから、良いというものはやらずにはいられない。「良いというものはとりあえずやってみる」「何か不調が起きれば止めれば良い。」このような考えの方も多いと思います。

私もどちらかと言えばそういう考えでした。

 

では、不調が起きなけらばやり続けるのでしょうか?きっと大概の人が、いずれは飽きてやめてしまうと思います。もちろん、身体に何かしら良い変化をもたらせば続けることでしょう。

一番わかり易いのは、健康診断などの血液検査の数値が、糖質制限後も変わらないこと。これなら無理して続けようとも思わないでしょう。本当にやる必要がないのに、無理をして糖質制限をする。これでは健康愚か、単なるストレス源になるだけです。

 

ダイエットの為

糖質制限で一番効果が出るのがダイエットです。血中の余った糖は脂肪となりますが、糖質制限をして糖が余らなければ脂肪にはなることもありませんので効果が出やすいのです。

ダイエットとは、太り過ぎている人や、肥満により何らかの支障が出ている人がやることであり、標準的体型の人で身体に何も支障の出ていない人がやることではありません。

ここでの問題は、肥満の人が糖質制限をし、痩せる事に成功しもっともっと。とはまっていく事です。これさえやっておけば怖いものなし、と油断して、本当の意味の「健康」を損なわないよう注意が必要です。

 

糖尿病と診断されたから・・・

診断された後、糖質制限をやってみると見事に血糖値は上がらない。ならば「これをやれば血糖値をコントロールできる!自分は大丈夫だ」と頑張って続けている方も多いと思います。もちろん血糖値が正常値になるのは大変良い事ですが、血糖値以外にも気を配るべきことがたくさんあります。

本来糖尿病の治療は、合併症と他への病気へのフォローがほとんどと言っても過言ではありません。

 

「素人でも糖尿病の治療ができる。」と言うなら、あくまでも血糖値の事だけであり、合併症の事は二の次になっている。合併症とは、心筋梗塞、脳卒中、骨粗鬆症、アルツハイマーなどで、健康な人の1.9倍の確率でがんを発症する。というデータを2013年糖尿病学会が発表しています。

糖尿病があると、合併症との神経障害で痛みを感じにくい。自宅で血糖値だけ測っていれば良いという訳ではないのです。これほど多数の合併症があるのだから、定期的に検査を受けるのは当たり前と言えるのではないでしょうか。

 

糖質制限は永遠のテーマなのか?

そもそもなぜ「糖質制限」という言葉が使われ始めたのでしょうか?本来、日本人は今以上に米を食べていました。しかし、今とは比べ物にならないほど身体を動かし働いていました。結局のところ、「食べたら動く」こんな簡単な結論でもおかしくはないのでしょうか?

しかし、それが出来たら誰も何も言わないでしょう。

 

現代人には時間がない、食事も空腹を満たす為に食べる、などという人も沢山いると思います。そんな方にぜひやっていただきたい事があります。

一つ一つの動作に「ながら運動」をつけてみて下さい。歯磨きの時はかかとの上げ下げ、通勤通学はなるべく歩き、途中小走りもしてみる、電車の中ではお腹を思いっきりへこます。

 

等々運動しよう!と思わずともこれなら知らず知らず筋トレや有酸素運動をしていることになります。

栄養を制限し、食べる楽しみを奪われる位なら、普段通り食べ(もちろん糖質を摂りすぎている方は控え)、このながら運動で糖分を消費させる。こちらの方がよほど健康的だとは思いませんか?

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