40、50代からの食生活は子供中心じゃなく大人中心に

健康志向

アラフォー、アラフィフ世代は子供中心の食生活が多いと思います。育ち盛り、食べ盛り真っ只中。私たち親は我が子のために思ってメニューを考えます。

では、自分の為にメニューを考えた事はありますか?なぜ自分たちのために考えなくてはいけないのでしょうか?

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子供と大人、作りは一緒じゃない?

家族全員が同じ食べ物を食べる。当たり前のように見えて、当たり前ではないと思います。例えば、子供は大人のように辛味の強い食べ物や、苦い食べ物は好まないと思います。子供に刺激物は身体に必要ないからという事なのかもしれません。

大人は辛味や苦味の成分に疲労を回復させる成分や身体を活性化させる成分、老化防止成分が含まれていたりします。という事は、全員が同じ食べ物を食べるという事はしなくて良いわけです。

子供は甘いものを食べると、血液中の血糖値が上がるので、血糖値を下げようとインスリンというホルモンが出ます。

健康な子ですとしっかりそのホルモンが出て、血糖値を下げてくれるのです。大人は、同じようにインスリンが出る人、膵臓がすでに疲れていて出にくい人、かなりばらつきがあります。

という事は、大人が子供と同じ食べ物を食べていては、インスリンが出にくい人にとってはいつも血糖値が高い状態が続いているかもしれないのです。

 

子供を中心に考えると疲れる身体に変わる?

子供が好きなメニューは、ハンバーグ、カレー、唐揚げ、コロッケなど。甘い菓子パンや果物も好きな子が多いです。

だいたいのメニューが糖分が多かったり脂が多かったりするメニューばかりです。

子供が好きだから、これならたくさん食べてくれるからと作るのは良いのですが、大人も一緒に食べていると、もし脂っこい料理だったら胃もたれしたり、血液中の脂が多くなりコレステロール値が高くなったりします。

糖分の多いメニューなら、血糖値が一気に上がり、一気に上がると身体の方も頑張って血糖値を下げようとインスリンをたくさん出しますので、今度は一気に下がる。

するとなんだかまた糖分のあるものが食べたくなるという悪循環に陥ります。そして摂りすぎた糖分は脂肪に変わり蓄積されます。

糖分を多く摂るとビタミンBを大量に消費します。ビタミンBは疲労回復に必要ですが、糖分代謝に使われてしまっては疲労回復の方に回せなくなります。

 

子供がどんな生活をしているかでメニューを変える

スポーツをたくさんしている子とそうでない子が同じメニューを食べていては、明らかに栄養バランスが整わないと思います。

また、その日によってスポーツをする日としない日があると思います。スポーツをする日は何を食べたら良いのか?スポーツをするなら糖分を使いますので甘いものを食べても消費されます。

筋肉も使いますのでタンパク質も必要です。では普段からスポーツをしない子が同じ食事をしたらどうなるのでしょうか?

特に糖分に関しては使われない分は脂肪に変わりますので、肥満になってしまうという事です。

しかし兄弟姉妹がいると、上の子はこれから運動するから甘いものを食べても良いけれど、下の子はやらないから食べてはダメというのは到底無理だと思います。

それなら、運動しない子は甘いものの量を少なくするとか、同じ量を食べたら運動しようね。という風に調整すれば子供の方も少しは不公平感がなくなるのではないでしょうか。

 

大人はホルモンバランスを考えたメニューにしてみる

40代から更年期は徐々に始まっています。ホルモンバランスを整えるということを意識して日々過ごしていきたい年代なのです。

仕事のストレス、家事や子育てのストレスが一番かかる年代と言っても過言ではないと思います。疲れが日々溜まっていくような生活ですと、ホルモンバランスを崩し、更年期が早く来てその結果老化を早く招いてしまいます。

疲れを取るためにも食事は非常に重要です。何を食べたら良いか考える上で一番やらないほうがいいのは、単品だけのメニューです。

それも炭水化物がメインのメニュー。おにぎりだけ、具の無いラーメン、菓子パンだけなどです。日々時間がないのはわかりますが、身体は食事から出来ていますので、時間が無くてろくな食事が取れずに身体を壊しては本末転倒です。

ホルモンバランスを整える食事で一般的なのは、大豆製品を多めに摂ると良いです。

ただし、そればかりではバランスが悪いので、ほどほどに毎日取り続けることです。豆腐や豆乳、納豆、油揚げ、厚揚げなど、大豆製品はいくつもあります。

調理方法も多様で、そのままでも、煮ても焼いても美味しいです。我が家では、ピザ生地の代わりに油揚げを使ったりします。

大豆製品を食べたからと言ってホルモンバランスが良くなるわけではなく、長い目で見て食べ続けたほうが良いということですので、少しずつでも毎日摂る方が良いわけです。人はホルモンに支配されていると言っていいくらいにホルモンバランスが大事ということです。

もちろん大豆製品以外の肉や魚もバランスよく食べることが大事です。○○が良いと聞くとどうしてもそればっかりになってしまいますが、いろいろなものを摂ると、多種多様なビタミンミネラルの栄養が取れるので、栄養バランスが整うわけです。

 

まとめ

私たち親は子供のために食事を作るのが当たり前なのですが、親自身が元気でないと子供への接し方も変わってきてしまうと思います。

親自身が元気であるためにも、自分のための栄養を考えた食事があっても良いのではないでしょうか?これは子供にとっての食育にも繋がります。

子供が歳をとった時、そういえば自分の親も自分の身体を大事にした食事をしていたな、ならば自分もそうしてみようかなと思うはずです。親は自分のためとなると罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、ゆくゆくは子供のためにもなるのです。

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