当たり前のようで意外と忘れちゃう「食べる順番は野菜から」

健康志向

いただきまーす!まずは大好きな肉料理から・・・ではなく野菜から・・・でもなんで野菜からなんでしょうか?野菜から食べるのにはいったいどんな理由があるのでしょうか。

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空腹時こそ、一気に吸収される

想像してみて下さい。空腹時に1番先に食べたものは、当たり前ですが1番先に胃に行きます。ということは、1番先に甘いものや脂っこいものを食べれば、それらがダイレクトに胃に行き、血液にも行きわたります。身体は空腹時こそ、この飢餓状態を回避するために沢山吸収しようとしますから一気に吸収されてしまうのです。

特に注意が必要なのは、甘いものや炭水化物やパンです。これらは血液中の血糖値を一気に上げてしまい、身体の方は上がりすぎて危険と察知し、インスリンという血糖値を下げるホルモンを膵臓から出し、今度は一気に下がってしまいます。

上がったり下がったりが激しいと血管に負担がかかり、血管を傷つけることになってしまうのです。

 

野菜の食物繊維を先に食べると・・・

先に食物繊維の多い野菜を食べれば、野菜から吸収され、次に入ってくる食べ物は一気に吸収されにくくなります。野菜の繊維が次の食べ物を絡みつけてくれるかのような働きがあります。そして野菜が1番に体に吸収されても、糖分も油分も少なく問題ありませんので身体には良いのですね。

 

血糖値も上がりづらくなる

野菜を先に食べておくと、まず野菜自体は糖質が少ないので血糖値は上がりにくいです。そして野菜の食物繊維のお陰で、次に食べる肉や魚、ご飯などが一気に吸収されるのを防いでくれます。

ですので血糖値も同様に一気に上がることはありません。血糖値が急に上がらなければ、身体の方もさほど血糖値を頑張って下げようとしませんので、血糖値を下げる作用のインスリンも少量ですみます。すると一気に血糖値が下がることもないと言われています。

 

ダイエットにもなる

例えば食事の始めの10分間くらいを野菜をよく噛んで食べたとします。すると、次に肉や魚、ご飯と食べ進めて行くと自然にお腹いっぱい。となるはずです。これは脳が満腹と判断し、お腹いっぱいだからごちそうさま。となるわけです。脳が満腹と判断するためには時間が必要です。

よく噛んでゆっくり食べるとは、身体のためと脳に「お腹いっぱい」と判断してもらう為でもあるのです。

よって食べ過ぎずにダイエットにも繋がるわけです。

 

便秘も解消される

便秘気味の人は野菜を多く食べた方が良い、とよく言います。野菜を最後の方に食べるとどうしても量が食べられなくて、結果野菜不足となってしまうのです。野菜不足を防ぐためにも、先に食べておくというのはとても良い順番だと思います。

 

どんな野菜が良いのか

野菜はどれもこれも身体に必要な栄養素が入っているのは確かです。しかし、ジャガイモ、どうもろこし、カボチャなどの糖質量の多い野菜は、最初から沢山食べない方が良いです。

プチトマトも最近のものは甘いものが多いので要注意です。これらは血糖値の上昇の問題からです。野菜でも糖質量の多い野菜を沢山食べると、血糖値が一気に上がり先ほど申し上げたように、今度は一気に下がります。もし糖質量の多い野菜を食べる場合は、他の野菜と一緒に食べると良いでしょう。

 

まとめ

野菜から先に食べれば、身体にも良いし、肥満気味の人はダイエットにも繋がるという一石二鳥の効果があるようですね。1食の食事で食べる順番を変えるだけで身体に良いなんて、ぜひやってみる価値はありそうです。

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